62巻の冒頭、クラーケン(現・スルメ)と戦うときに初めてみんなの修業の成果・発表会がありました。
いつもどおりバラけたり再会したりが続いて、35・6号にてようやく
全員集合→大乱闘へ突入。
ここの集合どーんは本当に感動的で、まだ戦ってないのに勝ったより嬉しくて、
「ワンピのカタルシスは勝利よりも集合にある!」と強く再確認したものです。かっこよすぎ。
で、37号からは第2回・発表会が始まりました。
めちゃくちゃです。ルフィは主に覇気修業だったのと、パワー任せの肉弾戦だからいい。主人公だしチートおk b
フランキーは元々別枠です。「作る」ことが本業なんだから「作った」で済む。メカニック万能。
ウソップとナミも似たようなことで、科学と自然を生かして道具にすることは空想漫画的に何でもアリ。
頭脳担当のロビン姐さん、肉体担当のゾロは、それぞれ特化した何かがあったことでしょう。
チョッパーの本業はまだ出てませんが(輸血ばっか)、二次的な成果としてえらく強化されています。
まあ悪魔の実の能力者だし、フラグいっぱい立ってたからなあ。
CP9戦とかで。
そろそろランブルボールの制約が厳しくなってきたことも分かってたし、体が成長してたのがまず可能性を感じさせて、我々に心の準備を与えてくれていました。
問題は肉体を使いつつ、しかも専門外の二次的な成果として得た能力にも関わらず、非常識なあなた。
サンジさんですよ!海ん中歩けるだけじゃなくて
空まで歩けるとか、あなた!!
これまでもいい加減異常で、ディアブルからもう普通の人ではなくなっていたけど、おいおいおいどうなっちゃうんだよ~~~人として設定崩壊してるよ~~~!
……と、真面目なサンジファンなら怒ったり呆れたりするところなのかもしれないが、俺は違ったね。
そのハチャメチャや、よし!どうせ空想なんだから、あの手この手で楽しませてくれたらいいじゃない!
だって元々スポ根でもないし、
ギャグ要素優先の痛快・海洋冒険漫画だもん!
努力なんて見せなくていい。
勝利しないときがあってもいい。
だけど友情だけはてんこ盛りだゼ!そんなワンピースが大好きだ!
修業はもう
「しました」ってエクスキューズがあんな壮大になされてんだから、
いいよ、内容見せなくても。1人4ページぐらいで。
つらいシーンを省いて、おいしいとこだけ、結果だけどんどん提供してくれよ。
それがヤだってんなら、最初から空想要素のない、地に足のついたスポーツものとか読めばいいので、
悪魔の実とか言ってる時点でもう、あ、反則アリなんだ、って諦めてください。やー楽しいわ。楽しい。
サンジの料理、チョッパーの医術(薬)、ナミの天候術、ロビンの得た情報がまだ出てなくて、
みんなが一体どんな2年間を過ごしたのか、まだまだ楽しみに待つべきことが多すぎる。
ルーキーたちとバギーの今も気になるし、海軍の人事やコビメッポも忘れちゃいけない。
好きな人が多すぎて、見たいものが多すぎて、こんだけ膨大な情報量でも全然足りないってどういうことよ!
多分まともに理解してワンピ読んでる人って脳の容量の相当数を持っていかれてると思うのですが、
そんな人、絶対390万人もいないよね。
いたら日本ってやっぱ秀才の国だと思う。せいぜい数万人じゃないのかと思うんだけどどうなのかな。
わたくしは既にギリギリです。63巻を読み込む気力がまだありません。
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